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成人式の振袖は購入?それともレンタル?それぞれのメリット・デメリットをチェック!

カテゴリー:振袖コラム>基礎知識 投稿日:2021/01/21

振袖購入と振袖レンタル


成人式が近づいてくると、母子ともに気になるのが振袖の準備。
その中で、もっとも頭を悩ませるのが、振袖を購入するのか、それともレンタルするのか、という点です。


購入する場合も、レンタルする場合も、それぞれにメリット・デメリットがあります。
それぞれの良い部分、悪い部分を比較しながら、自分にぴったりの振袖を探してみましょう。


(1)振袖を購入する場合のメリット・デメリット
それではまず、振袖を購入する場合のメリット・デメリットからみてみましょう。


・振袖を購入する場合のメリット
「結婚式や初詣などいつでも好きな時に着られる」
「自分にぴったりサイズの振袖が手に入る」
「良い品を選べば妹や娘、孫に引き継げる」


振袖を購入するメリットは、自分のために仕立てられたジャストサイズの振袖を、何度でも着用できる点です。振袖を持っていれば、友人の結婚式や卒業式、初詣、パーティーなど、さまざまな場面で和装が楽しめます。


良い振袖を購入した場合、自分だけでなく妹や娘、孫娘に受け継いでもらえる点も、購入する場合のメリットです。


・振袖を購入する場合のデメリット
「レンタルよりも高額になりがち」
「使用後はクリーニングが必須」
「良い状態を保つための保管場所お手入れが必要」


振袖を購入する場合のデメリットは、金額面が主になります。
振袖の購入はレンタルよりも高額になるだけでなく、使用後のクリーニングや、振袖を虫食いなどから防ぐための、通気性が良い保管場所の用意が必須です。


振袖だけでなく、小物類も一式必要になるため、置き場スペースも考えなくてはいけません。せっかく振袖を購入したのに、
「変色やカビ、虫食いで着られなくなってしまった……」
ではもったいないですから、しっかり管理できるように準備をしてから、購入しましょう。


(2)振袖をレンタルする場合のメリット・デメリット
振袖に購入には、さまざまなメリット・デメリットがありました。
次に、振袖をレンタルする場合について、くわしくみてみましょう。


・振袖をレンタルする場合のメリット
「購入するよりも費用を安く抑えられる」
「使い終わった後はそのまま返却できる」
「保管や管理の手間が必要ない」
「必要な時に好きなデザインの振袖を借りられる」


振袖をレンタルする場合、前撮り~成人式までの期間レンタルできるのが一般的です。
購入するよりも手ごろな価格で、期間内に何度でも振袖を楽しめるという特徴があります。


クリーニング代がレンタル料に含まれているため、着用が終わった振袖はそのまま郵送で返却できる、という点も大きなメリットです。自宅でメンテナンスを行う必要がないため、振袖にかかる費用を大幅に抑えられます。


また、振袖を取り扱っているショップの多くが、成人式以外での振袖レンタルが可能。振袖購入の場合は一つのデザインしか着られませんが、レンタルの場合は結婚式や結納など必要な時に、成人式とは違うデザインの振袖が着られる、というメリットもあります。


・振袖をレンタルする場合のデメリット
「自分に合ったサイズがない場合がある」
「レンタル期間内しか振袖を着ることができない」


最近のレンタル振袖は、背が低い人向け、背が高い人向け、ぽっちゃりさん向けなどのラインナップが増えていますが、ショップによっては自分に合うサイズの振袖がない場合があります。


購入の場合は、自分サイズで仕立ててもらえるため、身長や体型によっては、レンタルできないケースもあるでしょう。


また、
「今のうちに振袖をたくさん着たい!」
という場合、都度レンタルしていては、逆に費用がかかってしまう場合もあります。


「振袖を着るのは成人式だけ」
と決めている場合はレンタルで問題ありませんが、
「ドレスよりも和装の方が好きだから積極的に着たい」
「自宅に振袖や小物一式を保管しておくスペースがある」
という場合は、購入を検討してみましょう。


(3)まとめ
振袖の購入とレンタルには、それぞれ良い点、悪い点がありました。
振袖を着たい回数や、予算、管理の手間などから、自分に合った方を選びたいですね。


以前は購入するのが当たり前だった振袖ですが、今年、振袖を準備した成人へのアンケートでは、レンタルが6割以上。購入が2割程度、ママ振袖が1~2割程度になっています。


振袖にかかる費用や、保管のわずらわしさを考えるなら、“レンタル”という選択肢が良さそうです。